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第9回 コントラリー・ボディ・ムーブメントと
コントラリー・ボディ・ムーブメント・ポジション その1
初心者講座も回を重ね、かなり高度な事項に踏み込んできました。ダンスを始められた皆さんは、教室内で「P.P.」,「O.P.」,「C.B.M.P.」,「L.O.D.」等アルファベットが飛び交う経験がおありのことと思います。しかし、これらのアルファベットはある事項の略語で正確に意味を含め認識している人は大変少ないと思います。今回は「C.B.M.」と「C.B.M.P.」を簡単に説明してみたいと思います。
CBM(コントラリー・ボディ・ムーブメント)とは
まずは「C.B.M.」で、「Contrary Body
Movement(コントラリー・ポディー・ムーブメント)」の頭文字で意味は「反対側の体を動かすこと」です。つまり、C.B.M.とは動き始める足(例えば右足前進)と反対(左)側の腰や肩を同じ方向(前方)に動かす(当然次には左足が前進することとなる)ことで、全ての回転運動を始めようとする時に行われ(使われ)ます。
もう少し簡単に言えば、例えば左足でボールを蹴ろうとする場合、まず右足を前進すると同時に左足を前方に振る動作をします。右足を前進する時、左側の腰や肩を前方に持っていくことにより左足が前方へと振りやすくなり、ボールを遠くまで蹴ることが出来るのです。ボールを蹴らないでこの動作を継続すると自然と体が右回転し、これがNatural Turnの第1歩目と第2歩目となります。当然少し体が右に傾きます。この傾きが以前説明したSwayです。
Swayの項でも説明しましたが、回転運動にはC.B.M.とSwayは切っても切ることは出来ないものだと考えてください。
回転の種類
ダンスにおける「回転」には左右と前後の4つの方法があり、回転時のC.B.M.は次により行うことが出来ます。
1. 前進からの右回転----右足を前進と同時に左腰と肩を前に振る(Swing)。
2. 前進からの左回転----左足を前進と同時に右腰と肩を前に振る(Swing)。
3. 後退からの右回転----左足を後退と同時に右腰と肩を後に振る(Swing)。
4. 後退からの左回転----右足を後退と同時に左腰と肩を後に振る(Swing)。
さらに、前進回転の時は肩から動き始め、後退回転の時は腰から動き始めることが感じられるようにすると良いでしょう。
注意することは肩だけを回転しないようにしなければなりません。肩を勝手に回転すれば肩と腰とが別々に回転し又醜く少し後ろに引いたような姿になることを忘れてはなりません。
(いしい まさる) 2008.05.
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